はじめに
Webページは多くの場合,文字サイズやその他の設定によってレイアウトが変化します.PositLogではスプライトごとに自由に配置を定めることができますが,このように自由に配置した場合,レイアウトの変化にともなって文字や絵が重なったりと読みにくい配置になることがあります.このためPositLogはスプライトの配置をレイアウトの変化にあわせて自動調整する機構を備えています. 自動調整の有効な状態を出版モードと呼びます.
自動調整の様子を簡単に試して確認するには,本ページやPositLogのマニュアルページでブラウザの文字のサイズを変更してみてください.文字が重なって読みにくくならないように,スプライトが自動的に再配置されるのが判ると思います.
なお,自動調整が行われるためには,ブラウザのJavaScriptが有効になっている必要があります.
設定方法
出版モードの適用範囲
出版モードを無効にしたページでは気ままにレイアウトすることができますが,閲覧するブラウザや表示フォントの種類,サイズの違いによってスプライトの高さが変わってしまい,離して置いたはずのスプライトが重なって見えることがあります.
出版モードを有効にすると,スプライト間の距離を一定に保つよう自動調整することにより,この重なる場合を大きく減らすことが出来ます.ただし,配置の際に考えなくてはならない要素が少し増えます.また,ページを編集するユーザは原則一人として,同時に複数の場所で別のユーザが編集してはなりません.